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消化器(胃腸)・内視鏡内科

「消化器」とは、胃や腸に代表される胃腸、肝臓、胆のう、すい臓といった内臓の総称で、いわゆるおなかのことをさします。
消化器(胃腸)・内視鏡内科では丁寧な腹部診察と腹部エコーや内視鏡を中心とした検査によっておなかの病気の早期発見・診断と、薬物や内視鏡による治療を行います。

下記のような症状でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

①げっぷ、呑酸、喉や嚥下時の違和感、咳
②胸焼け、胸部不快感
③上腹部の痛み、不快感
④下腹部の痛み、不快感
⑤腹部全体の痛み
⑥便秘・下痢・下血

  1. 食道裂孔ヘルニア、非びらん性胃食道逆流症、
    機能性デイスペプシア、咽・喉頭がんなど
  2. 逆流性食道炎、非びらん性食道胃逆流症、
    機能性デイスペプシア、アカラシア、食道がんなど
  3. 急性・慢性胃炎、機能性デイスペプシア、胃潰瘍、
    十二指腸潰瘍、胃アニサキス、胃がん、
    胆石、胆のう炎、急性・慢性膵炎、膵がんなど
  4. 急性胃腸炎、炎症性腸疾患、過敏性腸症候群、虫垂炎、憩室炎、大腸がん、便秘など
    ※他、腎・尿管結石、腎盂炎、膀胱炎や子宮・卵巣などの婦人科疾患
  5. 急性腹症
    胃・十二指腸潰瘍穿孔、腹膜炎、腸閉塞、
    急性胆のう炎、膵炎など
  6. 過敏性腸症候群、炎症性腸疾患、大腸がん、
    出血性胃・十二指腸潰瘍、憩室出血、痔核など

ピロリ菌専門外来

2013年2月より内視鏡検査(胃カメラ)で「ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎」と診断された方は、保険診療によるピロリ菌の検査・除菌治療が可能になりました。
ピロリ菌は潰瘍やがんの原因となるだけではなく、全身にも悪影響を及ぼすことが知られています。
近親に胃・十二指腸潰瘍や胃がんの既往のおられる方はピロリ菌の保菌者である可能性が高いと考えられます。
ピロリ菌の除菌治療は新しい「胃がん予防法」と考えられており、ご自身の胃がん予防と次世代への感染予防のためにも、なるべく若い世代で診断・治療の機会を設けることをおすすめいたします。

ピロリ菌を除菌すると・・・

・潰瘍の発生・再発が抑えられます。
・胃がんの発生が抑えられます。
(約1/3に抑えられると言われており、若い年代程効果あり)
・次世代(お子さんやお孫さん)への感染拡大を予防します。

ピロリ菌てなに?

胃に住む細菌で、殆どが幼少期に感染し、一度感染すると除菌をしない限り胃の中から菌が消えることは殆ど無く、次第に胃の粘膜を傷つけ慢性(萎縮性)胃炎が起こります。さらに胃・十二指腸潰瘍や胃がん、色々な全身疾患の原因となることが知られています。

診断は?

まず、内視鏡による診断(慢性萎縮性胃炎)が必要です。
内視鏡検査時にピロリ菌感染が疑われた方は組織を採取し、ピロリ菌の有無を確認します(迅速ウレアーゼ法、培養法、鏡検法)。
内視鏡を使わない方法としては呼気(尿素呼気試験)や、血液・尿(抗体)、便(抗原)による検査法があります。
治療後の効果判定は尿素呼気試験による判定が主となります。

治療は?

PPIという胃酸を抑える薬剤と2種類の抗生剤を連続7日間服用するだけです。
1次除菌(成功率は80%前後)で失敗した方は2次除菌(抗生剤が一部変更)まで治療が可能で、保険での診療はどの医療機関で受けても同様の内容です。

治療に失敗したら?

2次除菌でも除菌できなかった方(約1割弱)や、ペニシリンアレルギーなどで保険での診療が受けれない方もおられます。
そのような方は保険外診療(自費)となりますが、当院専門外来(ヘリコバクター学会認定医による診療)に相談ください。

【専門外来での自費診療費】
①初回受診料
¥3,000
②ピロリ菌検査(感染診断、治療後効果判定)
¥5,000
③2次除菌失敗後の除菌+効果判定
¥15,000
④ペニシリンアレルギー者の除菌+効果判定
¥15,000

2022年4月現在

通常は①+③or④=¥18,000の料金となります。
検査のみ希望の際は、①+②=¥8,000となります。
※これまでの除菌経過や検査結果がわかる方は、できるだけ紹介状や検査結果のコピーなどをお持ちください。

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