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2023年10月10日(火)
ピロリ菌の検査
みなさん、ピロリ菌ってご存じですか?
正式名称は「ヘリコバクター・ピロリ」で胃の粘膜に住む悪玉菌のことです。
ピロリ菌は、飲み物や食べ物を通じて、人の口から体内に入ると考えられています。
たとえば井戸水や、親(ピロリ菌感染者)が噛み砕いたものを胃の免疫力の弱い乳幼児に食べさせる行為によって、感染が起きると推測されます。
胃の粘膜にピロリ菌が住み続けると、胃潰瘍や十二指腸潰瘍・胃がんなどの病気を引き起こす原因になると言われています。
ピロリ菌の検査には、内視鏡を使わない尿素呼気試験(呼気)、抗体検査(血液・尿)、内視鏡を使う迅速ウレアーゼ試験(胃の粘膜を採取)、鏡検法、培養法がありますがそれぞれ長所短所があり目的によって使い分けをしています。
いずれかの検査でピロリ菌 陽性と判定された場合は、内視鏡検査とピロリ菌除去療法を受けていただくことになります。
(除菌療法を保険適応で行うには内視鏡検査が必須です)
特に乳幼児のお子さんやお孫さんがいらっしゃる方は感染防止のため、ご自身の胃がん発症リスク減少のためにも、ピロリ菌の検査を受けてみてはいかがでしょうか。
当院で随時受付ておりますので気軽にご相談ください(*´∇`*)
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