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2020年3月6日(金)
脈の日(3月9日)
こんにちは、検査技師 水時です。
みなさん、3月9日は脈の日とご存じでしたか?
語呂合わせで、3(みゃ)月9(く)日です。
日本脳卒中協会と日本不整脈心電学会は、国民に脈をチェックすることを呼びかけるために、3月9日を脈の日とし、9日から1週間を「心房細動週間」として、啓発活動を行っています。
手首の親指側に指をあてて、拍動を感じたら1~2分間、脈を計ってみましょう。
脈が不規則になる心房細動は、脳卒中・心不全・認知症を引き起こすことがあります。
ご自身で、不規則かな?と思ったら心電図検査を受けてみましょう。
心電図検査とは・・・
心臓のリズミカルな動きをつかさどっているのは電気です。
心臓は筋肉でできた臓器で、その筋肉にかすかな電気が流れて興奮し、拍動が起こります。
こうした心臓の電気的活動をみるのが心電図です。
両手足と胸にいくつかの電極をつけ、そこから心臓で発生する微小な電気を取り出して記録する検査で、痛みを伴うことはありません。
検査を受ける時は、なるべくワンピースのようなお洋服は避けてください。
貴金属は心電図の場合はつけたままでも大丈夫ですが、胸部X線撮影があれば外して頂きます。
心電図検査は、心臓全体の働きを調べることができます。
心臓病の発見や診断、病状の把握、治療効果の確認、薬の副作用の発見などに欠かせない検査です。
心臓の収縮・拡張が正常に行なわれているか、心臓の筋肉に酸素と栄養を供給している冠状動脈の血流の流れが円滑に行なわれているか(動脈硬化がないか)、心筋に異常がないかなどがわかります。
また、甲状腺機能障害などの内分泌疾患が、どのくらい心臓に影響が及んでいるか、電解質(カルシウムやカリウムなど)の異常もわかります。
健康な方でも、不整脈が生じる場合があります。
不整脈と診断されても決して驚く必要はありません。
不整脈が生じている原因が危険なものであるか否かを判断することが重要になってきますので、動機やめまいなど、普段の自覚症状を医師にきちんと伝えることが大切です。
脈が不規則だったり、気になる症状がある方は一度検査を受けてみてくださいね。
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