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2021年2月19日(金)

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眠れぬ夜に足浴を

こんにちは、看護師 竹下です。

 

今週は雪が舞い、気温がぐっと下がりましたね。

手足が冷えて、なかなか寝付けない人もいらっしゃるのではないでしょうか。

寝つきを良くするためにはお休み前の1~2時間前に入浴するとよいと言われていますが、

新型コロナウイルス感染予防のため、帰宅後すぐに入浴した方が安心ですし、家族が多いと時間も限られますよね。。

 

寝つきが悪い、足の冷えなどでお困りの方は「足浴」を試してみませんか。

 

入浴と睡眠の関係は、体温の変動にあります。

赤ちゃんは眠い時に手足が温かくなりますが、これはカラダの内部にこもった熱を外に逃がし、カラダの末端の温度が上昇するからです。

熱を逃がすことで体の内部の温度(深部体温)が下がり、脳や身体が休息状態になります。

深部体温が下がり始めると眠気が誘発され、自然な眠りをもたらしてくれます。

 

手足が冷えていると体温を逃がさないように交感神経が優位に働き続けるので、なかなかリラックスできず寝つきが悪くなります。

 

手足の体温を上げ、眠りやすくするためにも、お休み前に「足浴」をしてみませんか。

歯磨きをしながら、本を読みながらでも簡単にできます。

 

足底が浸かる大き目の洗面器やバケツに適温のお湯をはり足を浸けるだけです。

洗面台にお湯をはるだけで手浴も行えます。

 

リラックス効果のある精油があると、より効果が感じられるかもしれません。

ラベンダーやオレンジスィートの精油を1~3滴  少量の無水エタノールや天然塩、はちみつなどと混ぜたものを溶かします。

精油は脂溶性なので、お湯に精油だけを入れると、皮膚に原液が付着し皮膚トラブルが起きる可能性があるのでご注意くださいね。

 

※特にオレンジなど柑橘系の精油は皮膚刺激がある成分が含まれています。

できれば数滴~小さじ1の植物油に混ぜ、天然塩と混ぜ込むと安心して使用できます。

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